
(2013/12/27付公明新聞掲載)
東京都議会公明党の東村邦浩幹事長代理らは26日、さいたま市にある学校法人「開智学園」を訪れ、独自の教育プログラムで子どもを育んでいる教育の現場を視察し、関係者と意見を交わした。野上純子、上野和彦、中山信行、大松成の各都議が参加した。
同学園は全国で初めて教育課程を4年ごとに区切る「4.4・4制」を導入した小中高一貫校。意見交換で同小の那須野泰校長は、子どもの成長段階に応じて、「小学1年から4年までは読み書きや計算など基礎学力や体験学習を重視し、小学5年から中学2年までは知識の習得、中学3年から高校3年は大学進学を目標に専門性を磨いている」と説明。
さらに、学年の違う子どもを同じクラスにする異学年齢学級も導入しており、「幅広い人間関係を通し、社会に貢献できるリーダーの育成をめざしている」と述べた。
視察後、東村都議は「異学年齢学級の視点など、今後の教育施策への参考にしたい」と語っていた。